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令和4年産 神力

令和4年産 神力
白米:830円 / kg 玄米:750円 / kg

価格は税込(消費税 8% )です

この商品はご注文受付を休止しています。

令和3年に知人から種を分けていただき、少量の栽培を始めました。
令和4年は2年目の栽培となりました。
もともとは麹用と思い栽培した神力ですが、その生い立ちといい、食べてみた感じといい、通常のお米としても食べてもらいたいと思い、今回販売することにしました。

神力というお米が誕生したのは1877年、兵庫県の篤農家、丸尾重次郎という方が在来種である「程良」という品種の中に芒(のぎ)の無い3本の稲穂を見つけ、これを育ててみたところ葉や籾の色が優美で、収量も他より25%も多かったそうです。
丸尾は、「これこそ神の力」と評し、「神力」(しんりき)と名付けたそうです。

その後、明治後半には日本の作付け面積の2割強を占めるまで広がったそうですが、戦後になるとより生産性の高い品種に押され、影を潜めていったそうです。

しかし、「神力」は「愛国」「旭」「亀の尾」と共に主要な交配親の一つになっていたそうで、現在日本で栽培されている多くの稲の品種はこれらの子孫品種と言われています。当園にあるお米の品種の中では一番古いものであることは間違いなさそうです。

本当かどうかはわかりませんが、神力の食味はそれほど良くなかったそうです。しかし、我が家で炊いた神力はそれ以上に、明治のころの遺伝子を残していることを思うと、お米のロマンが詰まった品種だと感じました。
特段美味しいというわけではありませんが、不味いというわけでもありませんでした。
粘りは強くなくあっさり系であり、コシヒカリや元気つくしなどの粘りの強い系が好みの方には不向きかもしれません。
料理に合わせて選ばれると良いかと思います。

令和4年産は年間購入でのご注文は承りません。
都度のご注文として、完売するまで販売致します。
どうぞよろしくお願いいたします。

※お米は以下の数量を注文いただくと、おまとめ割引が適用されます。
品種の別や精米・玄米にかかわらず合計の数量で割引が適用されます。もち米もおまとめ割引の適用になります。

20kg以上500円引き
30kg以上1000円引き
60kg以上3000円引き